スランプかな?と感じたら

8月ももう終わろうとしていますね。

私は、7月の超多忙状態が今月前半まで続き一気に駆け抜けました。
そのせいもあり、その後お盆休みはゆっくりというよりぐったりでした。
今年は特に遠出をする予定もなかったので、まとまった時間がとれるからこそできることを片付けようと思っていました。が、溜まった疲れからかなかなか思うように捗りませんでした。

このようなことってありますよね。
「ああ、あれやんなきゃいけないことはわかっていたけど、結局手がつけられなかったなあ。」「時間があったのに、細かいどうでもいいようなことばかりやってたなあ。」
という具合に。
このようなスランプ、あなたは、どのように克服していますか?

今回は、私なりのスランプ克服法についてご紹介します。

まずここでいうスランプとは、
「仕事に直接的・間接的に関わる場面において、重要事項への着手を先延ばしにしてしまいがちな状態」
を指します。
ですから、アスリートのスランプには役立ちません。笑

スランプだなと感じたとき、私は三つのステップで状況の打開を試みます。

それは
「書き出す」→「砕く」→「やる」
です。

【ステップ1:書き出す】
まず現在やるべきテーマ・やりたいテーマを思いつくままに書き出します。
ちなみに私の場合、週始めに「重要度×緊急度」のマトリクスを手帳に書いてアップデートしています。ですから、一から書くというより書いたリストを見直して加筆修正するという方が正しいかもしれません。
この時に大事なのは、単に目で見たり頭に思い浮かべたりするのではなく、手を動かして書くということです。
これにより「やっぱりこれは重要だ」ということが再認識され、うだうだ着手していないことへの危機感により迷いが消えます。

【ステップ2:砕く】
次に、1で挙げた重要テーマを一つ取り出しそれを細かいToDoにばらします。
これは「アクションプラン」という堅苦しいものではありませんので、MECE(モレなく、ダブりなく)とか難しいことを考えずに、とにかくどんどん手帳やメモに書き出します。

特に着手する最初の部分を細かくリストアップします。
この時のコツは、ToDoをアホらしいほど細かいレベルに砕く(小分けする)ことです。

例えば、企画書の作成であれば、
「構成の検討」
というようなレベルではなく、
「目次案をノートに書き始める」(※完成させるのではなく、書き始める)
「参考になりそうな過去の提案書をプリントアウトしてデスク上に置く」
などです。極端に言うと、
「このプロジェクト専用のノートを買う」
くらいでもいいでしょう、
つまり、「これくらいならどんなに気が乗らなくても行動に移せる」というレベルに砕くことで、DOへの進みをスムーズにすることがキモなわけです。

【ステップ3:やる】
2で挙げたToDoに着手します。各ToDoは簡単に片付く小さな粒に砕かれていますから、少し時間があれば一つや二つは難なく進みます。そして、一つ終えたらリストにチェックをつけ消しこんでいきます。
なお、このステップは自分が集中できる時間帯に行うことが大切です。私は早朝の時間を使います。

これにより、チェックが増えて行動が前に進んだことが見えてくると、気持ちにエンジンがかかります。つまり、その頃にはうだうだ着手しないスランプから自然と抜け出せているというわけです。

たったこれだけです。

スランプかなと思ったときは、意識を変えてから行動を変えるのではなく、小さくてもいいからから行動を起こして意識を上げていくというのが私流です。

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