2015年がスタートしました。今年のテーマや行動目標を設定し張り切っている方も多いのではないでしょうか。
私も例年通りいくつかの行動目標を設定しました。何とか実現したいのですが、これまでを振り返ると残念ながら未達のものも多くあります。始めてみたものの続かなかったり、そもそも着手しなかったり。
そんな中、長く続いているもの、いわゆる習慣化しているものもいくつかあります。今回はそれらがなぜ続いているのかを考え、決めたことを継続していくためのポイントを一つずつ整理していきたいと思います。
■継続するコツ その1:完璧主義にならない
私が続いているものの一つは日記です。
手書きのノート形式で1日記入分はほんの数行のものです。以前は5年で1冊タイプでしたが、その後は3年で1冊のものを使っています。前年同日の記述が真上にあるので記憶がよみがえりおもしろいです。 この日記、2002年の年初からつけ始め12年以上が経過しました。内容は取るに足らないものですがすべての日付に何らかの記述があります。
私にとって日記をつける意味は、「今日の自分に落とし前をつける」ことです。私には上司がいませんので日報や会議での報告もありません。その代わりとして日記をつけるときに一日を振り返りるのです。PDCAサイクルのCですね。日記で自分の気持ちがリセットされて明日に向く、そういう儀式でもあります。
こういうと立派ですが、日記が続いているというのには実は少し「ズル」があります。例えば出張には重い日記帳は持参しないので帰宅してから数日間まとめて書きます。宴会などで夜遅いとその日は書かずに寝てしまうこともあります。そんなときは翌日もしくは数日後に振り返ってまとめて書くのです。
つまり毎日欠かさず日記を書いているのではなく、毎日の欄が埋まっているということなのです。また、文を推敲したり質にこだわることもありません。
でもそれでいいのです。物事を続けていくにはある程度のいい加減さを自分に許容することも大事だと思います。あまりゼロイチに考えすぎたり完璧主義になったりすると、「ダメだ。もうできない。」と必要以上に無力感を抱いてあきらめ、投げ出してしまいがちです。
あるべき姿から途中少しずれても、そこに気づいて軌道修正すればいい。 継続するためには、完璧主義にはならない「適度のいい加減さ」が重要だと思います。
※その2以降は順次不定期にアップしていこうと思います。